動悸

自分の心臓の鼓動を感じる(ドキドキする)症状を「動悸」と呼びます。激しい運動の後などに感じる「心臓がバクバクする」感じです。

動悸は、緊張しているときや非常に驚いたときなどの精神的な状況や運動に対する正常な反応として起きることも多く、夜間静かに座っている時など自分の身体に対して意識が鋭敏になるときに心臓の鼓動を感じることもあり、このような時の動悸は病気の症状ではありません。

動悸を生じる病気の大部分は不整脈もしくは心臓の拍動を速くする状態がほとんどです。下記に当てはまるような症状を自覚する場合は、循環器専門医による診察と検査(心電図・胸部レントゲン・心エコー・24時間ホルター心電図など)が必要です。

「不整脈」を強く疑わせる動悸の特徴

  1. 突然起きて数分〜数時間持続したあと「パッ」となくなるような発作性の動悸(患者さんは「動悸は○○時○○分に始まって✕✕時✕✕分に止まった」と発作時間を明確に表現できます)
  2. 動悸時の脈拍数がとても速い(130〜150拍/分以上):静かに座っている時など、特に運動しているわけではないのに脈拍数が130〜150拍/分以上に突然跳ね上がる
    → 発作性上室頻拍など頻拍性不整脈の可能性があります
  3. 鼓動のリズムが不規則になって著しく乱れること(ドキドキ、、ドキ、ドキドキドキドキ、、、ドキドキ、、など)が数分以上、時には数時間〜1日以上続くことがあります 
    → 心房細動や頻発性期外収縮の可能性があります。
  4. 1〜2回だけ「ドク」「ドクドク」などと間歇的ではあるが頻回に感じる
    → 上室/心室期外収縮の可能性があります

心臓の拍動を速くする病的原因

  1. 著しい貧血(出血などによる血液量の減少)
  2. 甲状腺機能亢進症(バセドウ病)

これらの場合は発作的ではなく(起きたり止まったりを繰り返さず)、常に規則正しい頻脈(脈拍数100〜130拍/分)が持続します。血液検査などで診断または除外(否定)が可能です。心臓に問題はなく原因を治療することで動悸症状はなくなります

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