胸痛

CHEST PAIN

概要

例えば、「胸痛」と一言でいっても実際には多様な「痛み方」があります。
症状は主観的なもので患者さんによってその表現はさまざまであり、さらに病気によっても特有の(典型的な)「痛み方」があるからです。正確な診断や病状の把握のための「問診」は高度な医療スキルであり、トレーニングを積んだ医療従事者が行うことが大切です。

緊急性が高い胸痛

下記症状の場合には躊躇せず直ちに救急車を要請して下さい。

急性心筋梗塞

  • 30歳以上の男性もしくは40歳以上の女性で、高血圧脂質異常症糖尿病・喫煙などの危険因子がひとつ以上ある方(治療中の方も含め)
  • 胸部中央部の拳(こぶし)大以上の範囲で締め付けられるような痛みもしくは圧迫感が急激に出現し、びっしょりと冷汗をかき、嘔気や嘔吐がすることもある。この状態が20~30分以上続いている。

急性大動脈解離

  • この病気も生命の危険が高く緊急手術が必要となることがあり、苦しくて動くことがつらい程の激しい胸痛・背部痛が急激に出現した場合には躊躇せずに救急車を要請してください。

胸痛を生じる病気

胸に痛みを生じる主な病気として下記のように多くの可能性があります。
クリニックを受診される比較的軽い胸痛の患者さんは筋肉痛や神経痛など「病気ではない」ことも多いのですが、胸痛を生じる病気には生命に関わる重大な病気もあり、きちんとした診察と検査を受けて重大な病気を「早期発見」または「除外(否定)」することが大切です。

心臓・血管系

呼吸器系

  • 自然気胸
  • 肺炎
  • 肺癌
  • 胸膜炎

消化器系

  • 胃食道逆流症(逆流性食道炎)
  • 食道痙攣
  • 消化性潰瘍(胃・十二指腸潰瘍)

皮膚

  • 帯状疱疹

専門家による問診が重要です

「胸痛」の原因にいろいろな病気があるように、その痛み方にもいろいろあり患者さんの感じ方や表現もさまざまです。ネットなどで調べた症状が2~3つ当てはまるので可能性が高いとか単純なことではありません。症状は患者さんによってさまざまな組み合わせや時間的な経過などがあり、「胸痛」から適切に病気を診断するためには経験を積んだ医師による問診と診察、そしてそこから考えられる可能性に対する検査が重要です。

特に狭心症の初期では症状がないときに行う心電図や心エコーなどの検査にまったく異常を示さないことが多く、下記項目を正確に聴き取ってその可能性を慎重に検討する必要があります。気になる症状がある場合には、自己判断をするのではなく循環器専門医へご相談下さい。

狭心症と心筋梗塞の症状(胸痛)

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